手順

1. 液を作る

   卵をよく溶き、キビ砂糖、牛乳の順に加え、その都度よく混ぜ合わせます。ジップロックの中で仕込むことも可能です。

   Point - キビ砂糖を使用することで、フレンチトーストの風味が格段に向上します。ジップロックで仕込むと、洗い物が少なく済みます。

2. パンの下ごしらえ

   食パンの耳をカットし、さらに半分にカットします。

   Point - 耳をカットすることで、パン全体がより「とろとろ」とした食感に仕上がりやすくなります。

3. パンを漬け込む

   カットしたパンをジップロックに入れ、作った卵液を注ぎ入れます。パン全体に液が染み渡るよう、ジップロック内の空気を少し抜いて密閉し、冷蔵庫で一晩寝かせます。途中で一度ひっくり返してください。

   Point - 一晩漬け込むことで、パンの芯まで卵液がしっかりと染み込み、一般的なフレンチトーストでは味わえない「ふわふわ、とろとろ」の食感を実現できます。最短2時間でも浸透はしますが、一晩が最も美味しく仕上がります。

4. フレンチトーストを焼く

   フライパンにバターを入れ、火にかけて溶かします。バターが溶けたら一度火を止め、フライ返しを使ってパンをフライパンにそっと乗せます。

   Point - バターで焼くことで、植物性の油を使用するよりも格段に香りが良くなり、プロならではの風味豊かなフレンチトーストに仕上がります。

5. 焼き色をつける

   弱火で3～4分ほど焼き、美味しそうな焼き色がついたらひっくり返します。その後、蓋をしてさらに3～4分蒸し焼きにします。焼き時間は目安とし、焼き色を見ながら調整してください。

   Point - 弱火でじっくりと焼き色をつけることで、表面は香ばしく、中は蒸し焼きによってふっくらと仕上がります。