手順

1. 下ごしらえ

   椎茸は軸を切り落とし、笠を約1cm幅に切ります。硬い部分を除いた軸も適当なサイズに切る。 むきエビの背に浅く切り込みを入れ（背わたがあれば取り除く）、ザルとボウルに置き、表面が白くなるくらい熱湯をかける。 鶏肉も同様に熱湯をかけ、キッチンペーパーで軽く水気を取ったら、塩をひとつまみまぶす。

2. 卵液を作る

   ボウルに卵を割り入れ、溶きほぐす。ある程度混ざったら、調味料（醤油、みりん、塩、だしの素）を加えて混ぜる。その後、水を加えさらに混ぜ合わせる。

   Point - 水は卵の3倍料を目安にするのが黄金比。Lサイズ卵は2個であれば、水330～350mlを入れる

3. 卵液を濾す

   出来上がった卵液を、茶こしなどを使って必ず一度濾す。

   Point - 生地を滑らかにし、大きな泡を取り除く

4. 蒸し器を準備する

   茶碗蒸し容器に鶏肉を入れ、卵液を注ぐ。 深鍋に容器の半分の深さまで水を注ぎ、容器を取り出してから沸騰させる。

5. 蒸す準備

   茶碗蒸し容器に付属の蓋、もしくはアルミホイルで蓋をする。 深さのあるフライパンや鍋に容器を入れ、容器の半分くらいの高さまで水を加える。

6. 鍋底に敷物を入れる

   容器を取り除き、沸騰させる。沸騰したら火を止める。 キッチンペーパーを3枚ほど重ねて敷き、容器を沈める。

   Point - キッチンペーパーを敷くことで鍋底の衝撃を防ぎ、「す」を防ぐ

7. 蒸す①

   再び火にかけ、再沸騰したら弱火にする。 クツクツと優しく沸騰を保ちながら、鍋に蓋をして、生地が軽く固まるまで5分から10分程度蒸す。

   Point - 容器により蒸し時間を調整する

8. 具材を乗せる

   傾けても生地が流れ出ず表面に膜が張った状態になったら、エビ、椎茸、かまぼこ、銀杏などの具材を表面に乗せる。

9. 蒸す②

   具材を乗せたら蓋をし、中火で再沸騰させる。 クツクツし始めたら火加減を弱火にし、鍋に蓋をして、さらに2分から3分ほど蒸す。

10. 余熱で仕上げる

    全体が固まったことを確認したら火を止める。 蓋をしたままの状態で10分間放置し、余熱で火を通す。

    Point - 余熱で全体を均一に仕上げ、「す」を防ぐ