手順

1. 下ごしらえをする

   鶏むね肉の皮を外し、黄色い脂や筋を除く。フォークで全体に細かく穴を開け、味を染みやすくする。繊維を断ち切るようにまず一口大に切る。

   Point - 穴を開けるのは漬け込む手間を省いて味を行き渡らせるため。

2. 下味をつける

   ポリ袋に鶏肉を入れ、塩（肉の重さの2%）を加えて1分ほど揉み込む。塩の粒が溶けて全体がしっとりすれば完了。

   Point - 長時間漬け込む代わりに塩で短時間に味を決める。揉み込み1分で十分。

3. にんにくとしょうがを加える

   ポリ袋にすりおろしたにんにく（10g）としょうが汁（15g分）をすりおろした汁を加える。しょうゆを小さじ1/4だけ加え、全体に軽く絡める。

   Point - しょうがは皮付きのままでOK。しょうが汁を後に加えることで、先に入れたにんにくすりおろしをうまくまとめてくれる。塩からあげにする場合はしょうゆは不要。

4. 衣をつける

   バットにたっぷりめに片栗粉を広げ、鶏肉をまんべんなくまぶしてザルに上げる。余分な粉を軽く落とし、薄く均一な衣に整える。

   Point - 薄衣にすることでカリッと軽い食感に。香ばしくしたい場合は、コーンスターチやタピオカ粉や小麦粉・薄力粉を半量ほど混ぜてもよい。

5. 揚げる

   180℃の油で3分揚げる。一度に入れすぎず、強火を維持しながら少量（5個くらい）ずつ揚げる。揚げ終えたら網に上げ、1分ほど余熱で火を通す。

   Point - 一口大なら3分＋余熱1分で中心まで火が通る。魚焼きグリル上で冷まし油切りすると衣がベタつかない。

6. 盛り付ける

   油を軽く切り、器に盛る。好みでペーパーを敷くと余分な油を吸い、口当たりが軽く仕上がる。